対談|マーケティング × R&D センター
- マーケティング
- R&D センター
オイル以外のえごまを用いた
新たな商品展開と
今後の課題について
- マーケティングチーム小野さん2014年入社
- R&D センター江戸さん2006年入社
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えごまオイルは毎日習慣的に摂っていただくことが大切ですが、習慣化できているお客様もいれば、なかなか継続できないお客様がいることも事実です。
ドレッシング商品もありますが、サラダなど使用用途が限られてしまいます。より多くのお客様にえごまを使っていただくために、オイル以外の商品や使い方ができると良いのですが、なにかできることはないでしょうか?
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えごまオイルを毎日摂取するのはなかなか難しいですね。えごまオイルは加熱調理に向かないため、使い方がわからない方や、オイルを生でかけて食べることに抵抗がある方もいらっしゃるようですね。
油としてではなく、えごまその物を食べていただくのはどうでしょうか?以前、焙煎パラパラえごまつぶという商品がありました。えごまを焙煎し、そのまま食べていただく商品です。
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えごまをそのまま食べることができれば、オメガ3脂肪酸だけでなく、ミネラルや食物繊維なども摂取することができるので、新しいお客様にも手に取っていただけるきっかけになるかもしれませんね。
えごまは、ごまと比べると粒が大きくそのままだと少し食べ辛そうですが、より食べやすくなる方法はないでしょうか?
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そうですね。当時もえごまそのままでは食べづらい、使い方が難しいという声も聞かれました。
すりごまみたいに、えごまも「すりえごま」にするのはどうでしょうか?えごまの栄養素はそのまま維持できますし、使い方も広がるかもしれないです。
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それはいいですね。すりえごまであれば、幅広い料理に使うことができて、使用用途も広がりそうです。料理に手軽に使うことができれば、今使っていただいているお客様よりも若い世代の方にも使っていただけるかもしれません。
すりえごまに加工するために課題になることはありますか?
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えごまは特有の香りがありますので、すりえごまにした時にどうなるか試してみないと分からないですね。まずは美味しく出来るのかが課題だと思います。
その他には賞味期限がどれくらいに設定できるかですね。商品化して流通させるためには、賞味期限は確認しないといけない大切なポイントです。
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クリアしなければいけない課題はいくつかありますが、えごまをより多くの方に使っていただくためにも、ぜひ商品化を目指していきたいです。
すりえごまができれば、それを原料とした食品やお菓子など、展開できる商品も増えそうですね。
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そうですね。焼菓子などにも使用できそうです。
他にも、現在えごまの粒を使用しているえごま味噌のような調味料商品にも活用できそうですね。
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いろいろと展開できて面白そうなので、実現できるように進めていきたいです。よろしくお願いします。