皆さんの毎日の生活で、「油」はなくてはならない身近なものですね。
でも、何気なく食べている「油」について、みなさんはどのくらいご存知ですか?
油は何から作られているのか、どんなものに使われているのか、実は調べてみると奥が深いのが油の世界・・・オイルワールドなのです。
ここでは、少しでもみなさんの新たな発見になりますよう、油のなるほどクイズを出題します!お時間ありましたらぜひぜひチャレンジしてみてください!
クイズで知る油の話 ※ Q(クイズ)をクリックするとA(答え)を表示・開閉します。
油の原料になるものは?
①菜の花 ②大豆 ③とうもろこし ④かぼちゃ ⑤アーモンド
- 答え:全部です。
「植物油」は植物の種から作られます。野菜(かぼちゃやとうもろこし)や花(ひまわりや菜の花)など、植物全般の種から油は作られているのです。
開発します 何でも搾ります
油は何に使われているの?
①てんぷら ②サプリメント ③粉ミルク ④化粧品 ⑤塗料
- 答え:これも全部でした。
「油」は毎日の生活で、食品に限らず、さまざまな場面で使用されているのです。100%植物性塗料の生産量は、太田油脂が実は国内ナンバーワンです!
油は健康には良くないものでしょうか?
①油は健康に悪い ②油の摂りすぎは良くない ③健康に必要な油もある
- 答え:正解は②と③です。
暮らしの中で、油なしでは生きていけません。でも、油の摂りすぎや、古くなって酸化した油は身体に良くないですよね。
また、油はカロリーが同じでも、油の種類によって、さまざまなはたらきがあります。カロリーは同じなのに、それぞれ違う性質をもつのは、油を構成している「脂肪酸」の種類が違うからなのです。油の中身である脂肪酸の違いを知って、油を賢く選ぶことが大切なのです。
不飽和脂肪酸のうち、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸は「必須脂肪酸」といわれています。
この二つの必須脂肪酸は、体内で作ることができないため、食品から摂取する必要があります。そんなときに、効率よく必須脂肪酸を摂取できる食品、それが「油」なのです。
オメガ3脂肪酸を摂取できるのは?
①えごま油 ②パーム油 ③青魚 ④豚肉
- 答え:①と③
えごまと青魚はオメガ3脂肪酸が摂取できる食品です。日本人の昔ながらの食事に必ず登場する「青魚」はやっぱり体にとっても大切な食品なのです。
青魚に含まれるDHA、EPAがオメガ3脂肪酸です。
ところで、みなさんは「えごま」をご存知ですか?
えごまとは言っても、ゴマではなくて、シソ科の植物です。葉っぱは青ジソによく似ています。えごまに豊富に含まれるα-リノレン酸は、体内で一部がDHAやEPAに変換されます。 ちなみに、えごま油を日本で初めて食用化したのは、実は太田油脂なんです!
マルタのえごま
油のエネルギーは1g当たり何キロカロリーか?
①4キロカロリー ②7キロカロリー ③9キロカロリー
- 答え:③
生きていく上で必要なエネルギー源として、糖質・タンパク質・脂質の三大栄養素があります。
糖質とタンパク質のエネルギーが1g当たり4キロカロリーに対して、脂質は9キロカロリーです。
油脂は少量で高いエネルギーが得られる、効率の良いエネルギー源です。
日本で一番多く使われている植物油は何?
①菜種油 ②とうもろこし油 ③大豆油
- 答え:①
日本で一年間に使われる量は、菜種油…110万t、パーム油…60万t、大豆油…40万t、こめ油…9万t、とうもろこし油…9万t、ごま油…5万t、オリーブオイル…4万t位です。
日本人が1日当に食べる油の量は何g?
①30g ②50g ③70g
- 答え:②
日本人は平均で1日当たり約53gの油脂を摂取しています。植物性と動物性がほぼ半々です。
植物性の油は、穀類や豆類、お菓子類などからも摂取しています。
エゴマ油に多く含まれている油の種類は何?
①オレイン酸 ②リノール酸 ③α-リノレン酸
- 答え:③
エゴマ油にはα-リノレン酸が50%以上含まれています。
α-リノレン酸はDHAやEPA(魚の油に含有)と同じ仲間で、生きることに欠かせない必須脂肪酸です。
油に溶けているビタミンは何?
①ビタミンA ②ビタミンC ③ビタミンE
- 答え:③
体内活性酸素の消去や老化防止の整理機能が有るビタミンEは脂溶性ビタミンで、ほとんど全ての植物油に含まれています。
とうもろこしは、どの部分に油があるのか?
①胚芽 ②実 ③茎
- 答え:①
とうもろこしは、胚芽の中に油が有ります。菜種油は種から、大豆油は実から油を取り出します。10gのともろこし油を取るには100本以上のとうもろこしが必要です。