2014年10月7日、太田油脂株式会社(本社:愛知県岡崎市福岡町 代表取締役社長 太田健介)は
岡崎市教育委員会が推進するスーパーサイエンス推進事業の一環で、福岡中学校3年生(122名)へ
当社研究開発グループ 古賀による特別授業を開催しました。
中学3年生では理科の授業で遺伝の規則性や遺伝子などについて学びますが、福岡中学校では
「教科書だけでは伝えることのできない『何か』を学ぶことのできる授業を生徒に体験して欲しい」と考えました。
地元でもともと文庫寄贈など縁が深く、食品に関わる開発や製造を行っている当社に特別授業のお話が寄せられ、
地域貢献ができるのならば是非にということで、今回の実施となりました。
【題目】
「遺伝子組み換え技術」と「遺伝子組み換え食品」について学ぼう!
【授業内容】
1.[遺伝子組み換え技術]
・人間にとって有用な品種を作り出す「品種改良」について、
従来の交配法と遺伝子組み換え技術の違いと優位性を、トマトを例に上げた図を見ながら学ぶ。
・人類発展のためになくてはならない遺伝子組み換え技術と、管理と安全の検証を、花粉の拡散を例にとって学ぶ。
2.[遺伝子組み換え食品]
・遺伝子組み換え食品は身近なものである。(大豆消費量約75%、トウモロコシ消費量約80%など)
・食品表示を実際に見てみる。生徒達にとって身近なスナック菓子の袋を実際に手にとり、
食品表示の中に遺伝子組み換え原料の表示があることを確認することで、遺伝子組み換え食品が
生活の中にあることを実感とともに学ぶ。
生徒達は真剣な表情で授業に取り組んでおり、「理科が苦手だったがとても興味がわきました。」
「これから買い物をするときは、食品表示を確認してから買いたい」との声もあがりました。
太田油脂は「食育」をテーマとし、講演・食育セミナーを行っておりますが、今回初めて中学校での
課外授業を行いました。今後も食育を通して子どもたちの育成に関わる活動を行ってまいります。
○お問合せ先 研究開発グループ 古賀 総務部 牧野
TEL:(0564)51-9521