エコの輪広がれー。
遊休地に菜の花を植え、その種子を搾って食用油を作る「菜の花エコプロジェクト」が、愛知県で拡大の兆しを見せている。
これまで豊田地区などの農家でとれた菜種を「豊田・加茂のなのはな油」として製造販売していたが、今年度から碧南市と海部郡飛島村の二団体も加わった。
生産拡大による品質の安定化とブランド確立が狙いで、NPO法人「あいち菜の花活用推進協議会」(通称ユーナ、名古屋市)が窓口となり、今後も県内ネットワークを広げる方針だ。
このプロジェクトの中で太田油脂はユーナと共同し搾油を担当する。栽培方法や菜種の品質を統一でき、愛知県のブランドとして自信を持って製造をしていきたい。