2015年11月13日、太田油脂株式会社(本社:愛知県岡崎市福岡町代表取締役社長 太田健介)は岡崎市教育委員会が推進する
スーパーサイエンス推進事業の一環で、岡崎市立竜南中学校1年生5クラス(179名)へ特別授業を開催しました。
当社は昨年10月に福岡中学校でスーパーサイエンススクールの講師をおこなっており、今回は竜南中学校よりお声がかかり、2回目の実施となりました。
竜南中学校の1年生は、1学期に植物について学んでおります。今回は植物への理解をより深めることと、植物と食生活のつながりについて学ぶため、講師として当社の研究開発グループの社員が特別授業を行いました。
【授業内容】
テーマ:「植物と私たちの生活」
~植物の構造 ~
1学期に学んだ植物の構造について復習を行います。普段私達が何気なく食べている野菜や果物ですが、植物のどの部分を食べているのかを学んで頂きました。
~菜種の話~
綺麗な黄色の花をつける菜の花ですが、種子は普段家庭料理に使用している菜種油に変わります。太田油脂が製造している植物油の作り方や油を絞った後の油かすはどのように変化するのかを学んで頂きました。太田油脂では、植物の種子を搾り、油を作りますが、絞った後に残る油かすも捨てずに飼料や肥料に生まれ変わらせる「資源循環サイクル」を推進しております。資源循環サイクルから「もったいない」という言葉を大切にしようと言うメッセージを伝えました。
~植物の生長と植物工場について~
植物が生長するためにはなにが必要か。1学期を振り返りながら勉強しました。
また、植物をできるだけ早く・大きく・安全に作るために現在注目を集めている「植物工場」について学んで頂きました。
竜南中学校1年生の皆さんはとても元気がよく、多くの質問に答えてくれました。また実際に菜種・太田油脂では「健康」「食育」「環境」をテーマとし、今後も持続可能な社会・健康的な社会をつくるために努めて参ります。今回の特別授業を通し、生徒たちが食に興味を持つことを願います。
○お問合せ先 研究開発グループ 古賀/総務・人事グループ 牧野
TEL:(0564)51-9521 http://www.ohtaoilmill.co.jp/