Strengthen Management
太田油脂では、お客さまが安全で安心して頂ける商品をお届けするため、製造管理と品質管理を強化してまいりました。ISO22000の認証取得により、食品安全マネジメントシステムを構築し、従業員一人ひとりが食品の安全意識を持ち、常に向上するよう実践しています。
当社の工場において、入場者を制限するようフードディフェンスの仕組みよりICチップが入ったリストバンド等にて、入退場を管理しています。作業着も決められた服装にして、決められた手順で製造現場に入るルールがあります。異物混入を防止する為に、包装工場内では専用の履物に履き替え、毛髪等の混入を防ぐ為に粘着ローラー掛けを行い、手洗いをして、最後にアルコール消毒を行います。
包装工場内では、作業能力に合わせて帽子の色分けを行い、作業内容を分けて行っています。検品等の必要な技術は、従業員教育と定期的な評価を行い、しっかりとした技術を持った作業者が行うようにして、安全な商品の製造に取り組んでいます。
品質管理室では、毎日生産される商品の品質検査や製造ラインでの検査・確認などを行っています。分析機器の向上で、迅速に分析できることが増えてきています。しかしまだ、検査員の人による確認も行っています。毎日の分析により、生産される商品の安全性を確認してから、出荷を行っています。
油脂商品において、「基準油脂分析試験法」に準じ、規格設定して、色・酸価・風味・脂肪酸組成などの重要な内容を確認しています。油脂原料について、原料である植物種子についても油分を抽出して油分含有量を確認しています。油脂以外の食品については、微生物の影響を受けることから、一般生菌検査も行っています。原料・製品以外に、マイクロスコープを活用し、極小サイズを拡大して測定できることから、包材の内容確認や異物などの確認も行い、製造や製品の品質管理を実践しています。